できる営業マンのサボる技術
できる人というのは、
うまくサボる技術が身についています。
テニスなど、球技はやったことあるでしょうか?
テニスやゴルフ、野球などで
共通して言われるアドバイスがあります。
それは『脱力』です。
無駄な力みを抑え、
ボールを打ったり投げたりする瞬間だけ
クッと力を入れていく。
必要なポイントに
必要な分だけ力を入れることで
最大のパフォーマンスを発揮できるのです。
多くの人が間違ってしまうのは、
すべてのポイントで
力を入れようとすることです。
『全力』の意味を履き違えて
仕事中ずっと力んだ状態になることです。
これではうまく自分の力を発揮することができず
思うような結果を出せないようになります。
生真面目さは厄介です。
8時間も9時間も10時間も
フル稼働でバリバリ仕事ができればいいですが
人間そこまで性能は良くないです。
それでも同じ状況を変えようとせず
我慢と根性で乗り切ろうとすれば
いずれ体力かメンタルに限界が来てしまいます。
『ワーク・ライフ・バランス』
という言葉が浸透している今日、
残業時間の見直しや生産性向上に向けて
数々の施策が行われています。
日本人は特に
休み方が下手な人が多いと言われています。
仕事を自宅に持ち帰って
土日に片付ける人もいますし、
休日にもかかわらず仕事が気になって
休んだ気になっていなかったり
完全なリフレッシュとしては
なっていないケースが多いようです。
どこかで体調面も精神面も休息を与えないと
いつかガタが来てしまいます。
我慢して我慢して蒸発してしまっては
あなたのためにも周りの人のためにも
良いことではありません。
また、すべてを無策に進めるのではなく
『より少ない労力で同じ結果を導けないか?』
適切な”サボり方(効率化)”を考えることが大切です。
必要なところでは力を抜く
という勇気が必要なのです。
今の仕事が本当に必要なのか?
もっと効率的に、効果的にできないか?
より少ない時間で、同じ効果をもたらせないか?
どれが重要で、どれが緊急性があるか? など
必要なポイントを見極めて
それ以外は可能な限りカットしていきましょう。
プライベートでも同様です。
『断捨離』が一時期ブームになりましたが、
無駄なもの、不要なものは処分して
過ごしやすい環境を作る工夫をしていきましょう。
もし、あなたがいま何かに取り組んでいて
なかなか結果が出せていないのであれば、
それは力が足りないのではなく
過剰だからかもしれません。
意識的に力を抜いて
必要なポイントだけ力を入れられるように
改善していきましょう。
最後までお読みいただき
ありがとうございました。