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コラム

2023.10.01

弱みは最大のチャンスを生み出す

あなたの弱みってなんでしょうか?

 

もちろん言える範囲で

考えていただいて結構ですが

1つ2つもしくはそれ以上あると思います。

 

誰にでもコンプレックスはあります。

「え、そんなところ?」

というようなところを

本人は深刻に考えていることもあります。

 

これは個人だけでなく

法人(会社)においても同じことがあります。

 

明らかに社員同士が険悪なのに

業績がどうみても落ち込んでいるのに

見て見ぬふりをする会社は多いです。

 

良い面は気持ちよく見れますが

悪い面はつい目を背けたくなります。

 

そもそも人間が、

そういう仕組みになっているようです。

 

人間というのは面白いことに

好きで得意なことばかり

やりたがる習性があります。

 

わかっていること、知っていることを

もっと深めていこうとします。

 

数学が好きな人はひたすら数学ばかりやり

英語が好きなら英語は熱心にやります。

逆に苦手な科目は手を付けようとしません。

 

こういう習性が元々ありますから

苦手なことや嫌なことは

本能的に避けようとします。

 

これで自分や会社が良くなるなら良いですが

険悪な人間関係を放置しておけば

長続きしないのは目に見えています。

 

やはりいつかは

悪いところに目を向けて

改善しようとする必要があります。

 

ただ、実は

弱みを克服することは

大きなメリットがあります。

 

それは

『伸び幅が大きくなる』

ということです。

 

テスト勉強で点数をあげようとする場合

常に100点を取るような得意科目は

90点から100点にしても

点数差は10点です。

 

一方、

苦手科目に対処して

30点から60点にしたとしたら

点数差は30点もアップしています。

 

得意科目に比べると点数は低いですが

成長度合いは大きくなっていることがわかります。

 

このように

 

苦手を克服することは

得意を伸ばそうとしたときよりも

大きな成長幅を期待することができるのです。

 

苦手を得意にする必要はありません。

普通かそこそこでいいのです。

60点も取れれば充分です。

それだけで状況は一変していくということです。

 

弱みを克服していけば、自分の穴が塞がり、

抜け目のない安定感のある状態に

変化させることが出来ます。

 

それが結果的に自信につながっていきます。

 

私たちはこれまで

 

嫌いだった野菜も

我慢しながら食べて

次第に食べられるようになったり

 

全くできなかったスポーツが

難なくできるようになったり

 

できなかったことができるようになる

経験を重ねてきています。

 

右も左も分からなかった営業も

何十件何百件と重ねるうちに

慣れていくものです。

 

弱さを見つめて、改善できるのは

人間の良さであり特権です。

 

弱みを隠して無視するのではなく

誠実に寄り添っていき

良い方向にむかえるように

時間をかけてでも真摯に対応していくようにしましょう。

 

最後までお読みいただき

ありがとうございました。

 

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