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コラム

2021.05.25

屋根修理のトラブルが多発!?原因と対処法を解説!

これから屋根の修理をしようか検討している人は、塗装工事や近隣住民、業者とのトラブルが発生する可能性があるので注意しなければなりません。

屋根修理のトラブルが起こるとその後の対応が厄介になってしまいますし、料金どころの騒ぎではなくなってしまう可能性もあります。

そんなことにならないためにも、トラブルが起こる原因や対処法について知っておく必要性があります。それでは、屋根修理のトラブルの原因と対処法について紹介します。

 

 

塗装工事のトラブル

 

塗装工事のトラブルで発生する可能性があるのが、雨漏りとめくれ、イメージの乖離です。

これらはしっかりと塗装されていれば起こり得ないトラブルですが、適当な塗装工事が行われているとトラブルが発生しやすくなります。それでは、塗装工事のトラブルと対処法について説明します。

 

雨漏り

雨漏りは、そもそも古い屋根で発生する可能性が高いトラブルです。築年数が古い建物の屋根は傷んでいて、塗装工事を行っただけでは雨漏りを直せない可能性が高いです。

雨漏りを防ぐには、事前に業者としっかり打ち合わせることが大切です。塗装工事を行う前に現地の調査を行ってもらい、屋根の傷み具合によって屋根塗装以外の修理を行うのか検討する必要があります。

 

めくれ

めくれとは、屋根の塗装工事を行って数年も経たないうちに塗装がめくれてしまった場合に起こるトラブルです。しっかりと塗装が定着していればめくれるようなことはありませんが、洗浄やケレンなどの下地処理が甘いまま塗装工事を行うとめくれやすくなってしまいます。

めくれを防ぐには、塗装工事の作業工程を撮影し、報告してもらうこと、そして工事中にこまめに確認することがおすすめです。単なる業者のミスであればほんの一部のめくれで済みますが、全体的にめくれている場合はそうはいきません。

ここで業者に連絡してめくれていることを指摘すると、優良業者であれば補修してくれるでしょう。しかし、補修対応してもらえない場合は何らかの処置を取る必要性があります。

 

イメージの乖離

屋根塗装の工事で、当初イメージしていた色と違った塗装が行われたケースは少なくありません。これは業者のミスというわけではなく、実際に屋根に塗装すると違った色になったり、太陽この当たり方で色が違って見えたりすることがあります。たとえサンプルと同じ色を使っても違った色に見えることもあるので、事前のチェックがかかせません。

イメージの乖離を起こさないためにも、試し塗りをお願いするのがおすすめです。何種類か試し塗りを行ってもらって、イメージにある色を選ぶと失敗せずに済むでしょう。

 

ご近所のトラブル

 

続いては、塗装工事によって近隣住民とトラブルになってしまうケースです。塗装業者は全く問題がなかったとしてもご近所と何らかのトラブルに発展してしまうケースは少なくないので、どのように対処すればいいのか知っておくと役立ちます。

それでは、ご近所とトラブルになる原因や対処法についてご説明します。

 

隣家のものを汚してしまう

塗装工事を行う過程で隣家のものを汚してしまうトラブルは、隣家との距離が近いと起こる可能性が高くなります。塗装工事は基本的に塗装と洗浄を行う際にしっかりと養生を行って隣家に飛び散らないように対策が行われます。

しかし、飛散防止シート・ネットによる養生がしっかり行われていないと、塗料が隣家に飛び散ってトラブルに発展しやすくなります。これを防ぐためには、しっかりと養生が行われるか業者に確認することが大切です。

もちろん塗装業者も隣家に飛び散らないようにしっかりと養生を行いますが、中には不十分な業者も存在します。事前に養生について質問したり、隣家に飛んだりしないか確認しましょう。

 

匂いや騒音

塗装工事中に気を付けたいのは、塗料の匂いや足場を組む時の騒音です。いきなり塗装工事を行われて近隣住民もいい気はしないでしょうし、その上匂いも騒音もひどいようではトラブルに発展しても仕方がないでしょう。

これを防ぐためには、工事を始める前に近隣住民に挨拶を済ませることが大切です。事前に説明がされていれば近隣住民も納得するでしょうし、少なくとも突然塗装工事が始まったことでクレームを入れられることはなくなります。

 

業者とのトラブル

 

最後は塗装業者とのトラブルです。塗装業者とのトラブルもよくあるケースで、十分な保証が無かったり、悪質な訪問業者であったりと非常にタチが悪いトラブルが起こる可能性があります。

事前に対処してトラブルに発展しないようにすることが大切です。それでは、塗装業者とのトラブルの原因や対処法についてご説明しましょう。

 

十分な保証がない

優良業者であればしっかりと保証してくれるので安心ですが、手抜き工事をするような業者はしっかりと保証してくれない可能性があります。塗装工事を行って間もないのに問題が発生した場合、塗装業者に問い合わせても保証の対象外と言われて門前払いになることも少なくありません。

とはいえ、どの塗装業者も保証されるのは当たり前で、期間にして10年以上も保証してくれることがあるので安心です。ただ、期間も重要ですが、保証内容も合わせて確認しておきましょう。

保証内容は何よりも重要であり、不安な点や気になる点がある場合は解決するまで何度も質問するのがおすすめです。ここでも業者の質が問われるところで、優良業者ならしっかりと納得するまで説明してくれます。

しかし、めんどくさがる業者は簡単な説明だけなどで、業者の質が分かるのでいいかげんな対応をする業者であればすぐに別の業者にしましょう。

 

訪問業者

様々なトラブルの中でも最も悪質なのが、訪問業者です。もちろん全ての訪問業者が悪質というわけではありませんが、上手い話に乗せられて即決するのだけは止めましょう。

適正価格より安いという営業トークに乗せられて契約した結果、実際は適正価格よりも高い上にいいかげんな工事が行われていたケースが後を絶ちません。

自宅に訪問業者が来たら、決して営業トークに乗せられず、本当に正当な契約なのか、怪しいところはないか、本当に契約してもいいのか疑心暗鬼の気持ちで対応しましょう。

 

トラブルにならない業者選びのポイント

 

塗装工事を行う際にトラブルにならないようにするには、優良業者を選ぶポイントを押さえる必要性があります。しっかり対応してくれる優良業者を選べば、トラブルに発展せずに済むでしょう。

それでは、トラブルにならない業者選びのポイントについてご説明しましょう。

 

訪問業者かどうか

トラブルにならないようにするには、突然自宅を訪問してきた業者に関わらないようにすることです。訪問業者は巧みな営業トークによって割高になるような損をする工事をさせようとしてきているケースが大半なので、屋根の上や家の中に上げないように徹底しましょう。業者選びの際にはしっかりとHPを見てこれまでの実績やサービス内容をしっかりと確認するのがおすすめです。

 

しっかりと調査をしているか

業者が屋根に上がってものの数分で調査を終わらせたら、その業者はいいかげんな工事をする可能性が高いです。何故なら、屋根に異常があるかどうかは長い時間をかけないと分からないからです。

最低でも30分以上は時間をかけないと、屋根のどこに異常があるのか、屋根が傷んでいるのか、このまま塗装工事を行ってもめくれたり雨漏りしたりしないかなどが正確に判断できる調査ができないので、しっかりと調査を行う業者を選ぶようにしましょう。

 

説明が丁寧か

どんな内容の工事であっても、素人のこちらに対して分かりやすく丁寧に説明してくれるかどうかはとても重要です。説明がいいかげんだとどんな工事を行うのか分かりにくいですし、ずさんな工事を行われる可能性があるでしょう。しっかりした業者は写真や動画を使ってどこが悪くてどのように修理をする必要があるのかをしっかりと説明してくれます。

したがって、丁寧な説明を行ってくれる業者はとても信用できるといえるでしょう。

 

見積書が丁寧か

これから塗装工事を行うにあたって、見積書の内容が丁寧かどうかも重要です。どんな工事を行うのか、その内訳を丁寧に分けてあって金額も分かりやすくなっているようであれば、安心して工事を依頼することができるでしょう。工事の内容を詳細に記載せず、一式などとしている場合は注意が必要です。工事の内容を明確にせず高い見積もりを出している可能性があるからです。見積書の内容で不明点があれば、しっかりと質問をしましょう。

 

まとめ:屋根修理のトラブルは落ち着いて対処しよう!

 

屋根の修理に関するトラブルは数多くあります。工事内容に関するものから、近隣、業者とのトラブルまでありました。

いずれも対処することで未然に防げるものなので、これから屋根の修理を検討している場合はどんな対策が必要になるのかチェックしておきましょう。

 

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