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コラム

2020.11.20

ドローンで屋根調査をする5つのメリットと注意点

空からの美しい景色を撮影したり、測量にも使われているドローンで屋根調査ができることをご存じですか?

台風や大雨などの危険に日々さらされている自宅やオフィスの大切な屋根は、普段見ることができないので、特に自然災害の後は屋根は無事だろうか…と不安になりますよね。

しかし、屋根調査をしようと思うと足場の組み立てが大変だったり、悪徳業者が多いことから躊躇してしまう方もいるのではないでしょうか。

特に悪徳業者に関しては社会問題にもなり、メディアでも取り上げられることが多かったため不安を感じてしまいます。

台風や大雨、強風などのあとは、屋根がどうなっているかを気にしている方もいると思いますが、屋根調査をいざ依頼しようと思っても踏みとどまっている方が多いのです。

そこで是非検討してほしいのが、ドローンを使った屋根調査です。

ドローンなら足場の組み立て不要で、一緒に映像を見ることができるので悪徳業者に騙される心配もありません。

この記事では、ドローンで屋根調査をする5つのメリットと注意点をご紹介します。

災害後の屋根調査を依頼したいと考えている方は、是非参考にしてみて下さい。

 

 

ドローンで屋根調査をする5つのメリット

元来、屋根調査はハシゴや足場を組んで屋根に登る必要があり、コスト面や安全面などでさまざまな課題がありました。

しかし、現在はドローンを利用することで、屋根に上る必要がなく、危険と隣り合わせの状況が解消できるうえに効率的に屋根調査を行うことが可能となりました。

まずはドローンで屋根調査をする5つのメリットをご紹介します。

 

足場の組み立てが不要

通常、屋根の調査には屋根を目視で確認する必要があるので、屋根に登るためにハシゴを取り付けたり、ハシゴで届かない場合は足場を組んだりしなければなりません。

一般的には材料もありませんし、足場を組むには業者に依頼する必要があるので、コストや時間がかかります。

ドローンでの屋根調査ならハシゴや足場を組み立てる必要がなく、コストも時間も大幅に削減することができます。足場を組んで作業する時間に比べたら、数分で終わるドローンの方が時間の短縮に繋がります。

また、足場を設置するとなると近隣の了承が取れなかったり、そもそも狭くて足場を組み立てることが不可能といった場合でも、ドローンなら制限なく屋根の調査をすることが可能です。

 

安全な屋根調査が可能

熟練された職人さんであっても、屋根の上に登って調査をするということは命がけです。実際に建設業界では屋根からの転落という事故も珍しくはありません。

近年は異常気象が続き、大雨や台風、豪雪などで以前に比べて屋根の破損が増えているという状況ですが、反対に職人さんは高齢化や職人さんそのものの数が減っていて、屋根を見れる人が少なくなっているというのが現状です。

ドローンなら屋根に登らずに調査をすることが可能なので、転落事故などの危険はありません。

これまで調査が困難とされていた建物も調査することができ、危険と隣り合わせだった屋根調査が安全に行えるようになりました。

 

屋根が破損する心配がいらない

屋根調査をするほどの屋根は傷んでいることが多く、屋根に登った負荷で屋根材が壊れてしまうという可能性もありました。

どんなに気を付けていても、登って歩いたりした衝撃で屋根材が割れてしまうという事故は起きてしまってもしょうがないとされていたのです。

しかし、ドローンなら屋根材を踏むことなく調査が可能なので、調査段階での破損という心配がありません。

 

悪徳業者に引っ掛かる心配がない

屋根修理業界には、残念ながら悪徳業者が多いとされています。居住者が普段見えていない部分を利用し、屋根の状況に確証が持てないまま業者を信じて契約を結んでしまうというケースが多いのです。

消費者センターに寄せられるリフォーム工事の相談件数は、2017年は6,385件、2018年は7,220件、2019年は7,991件と、年々増えているという状況です。

こうした業者が増えていることから「屋根修理商法」などと言われ、屋根修理業者全体が悪徳かのような名称をつけられてしまっています。

2005年に社会問題となった悪徳リフォームは、ここ数年で更にトラブルが増えているので慎重に業者を選ぶ必要があります。

ドローンを使えば、その場で業者と一緒に屋根の状況を確認できるので、悪徳業者に騙されてしまうということはありません。自宅の屋根の状況を一緒に確認して、修理が必要かどうかをご自身で判断することができます。

不正防止のための方法の1つとしても、ドローンの利用は促進されています。

 

火災保険を使うことができる

火災保険は誰もが加入している保険の1つですが、その活用方法はなかなか認知されていません。

火災保険は火災時の補償だけではなく、自然災害による屋根の破損にも対応可能です。

台風、竜巻、突風、豪雨、大雪、落雷などあらゆる自然災害による破損に対応しているので、実費なく工事できる場合もあります。

また、適用後に保険料が上がるようなことはなく、原状復帰後も何度も申請することが可能です。

主に認定されやすいのは風災被害による症状で、台風、旋風、竜巻、突風、春一番、暴風雨などの被害で損害を受けたときに利用することができます。

 

ドローンで屋根調査をする際の注意点

ドローンを利用して屋根調査をすることのメリットはご理解いただけましたか?

ドローンを利用することで、さまざまなメリットを感じることができる一方で、注意するべき項目もあります。

ドローンは無人航空機と呼ばれる機械なので、飛行に関してルールがあったり天候に左右されるといったことも注意しなければいけません。

ここからは、ドローンで屋根調査をする際の注意点を詳しくご紹介します。

 

飛行禁止区域がある

ドローンは無人航空機と呼ばれる機械で、2015年に施行された飛行の際のルールを守らなければなりません。

飛行禁止空域は以下のような場所です。

 

  • 空港周辺
  • 150m以上の上空
  • 人家の密集地域

 

これらの場所でドローンを飛ばすことは禁止されており、飛行させたい場合は国土交通大臣による許可が必要になります。

さらに飛行の方法にもルールが決められています。

 

  • 日中飛行させる
  • 目視の範囲内で行う
  • 距離を確保する
  • 催し場所での飛行は禁止
  • 危険物の輸送の禁止
  • 物件投下の禁止

 

このような禁止事項も定められているので、自宅の状況によってはドローン調査ができないといった場合もあります。

ルールを破って業者に強行されるようなことがないよう、この項目は覚えておきましょう。

 

天候に左右される

ドローンは、雨天時や強風時に飛行することができません。無理に飛ばしてしまうことで墜落してしまい、近隣の外壁や屋根を壊してしまうという恐れもあります。

雨天時や強風時は無理に飛ばすことができないため、問題なく飛ばせる日中に飛ばす必要があります。

もしものときのことを考え、近隣にはドローンで屋根調査をすることを連絡しておくと良いでしょう。

優良業者であればそのような連絡もしっかり行っているので、ドローンを飛ばす際には近隣への連絡がどうなっているのかを確認するようにしましょう。

 

内部まで確認できない

ハシゴで屋根に登って調査をする方法なら、簡単な修理や応急処置を調査時に行うことができますが、ドローンではその場で修理などを行うことができません。

また、屋根材や板金等を剥がして内部まで確認することは難しいので、表面のみの調査になってしまいます。

 

騒音がする

ドローンは飛ばすだけで約80dbの騒音がします。80dbは電車の中の音と同じくらいの音で、家の中にいれば気にならないという方もいる程度の音ですが、外にいると少し音が気になってしまうかもしれません。

近隣との距離が近かったり、朝点検作業をするといったことはご近所迷惑になってしまう恐れがあるので配慮したほうが良いでしょう。

 

まとめ

ドローンで屋根調査をする5つのメリットと注意点をご紹介しましたが、参考になりましたか?

ご自宅の大切な屋根が破損してしまったという場合は、ドローンを使った魅力的な調査方法で屋根調査をお願いしましょう。

注意点を考慮して安心安全なドローンの屋根調査ができるのが「ヤネラボ」です。

「ヤネラボ」のドローンは保険に加入しているので、万が一の事故が発生した場合もお客様にご迷惑をかけることなく対応可能です。

リアルタイムで撮影画像をお客様と担当者で一緒に確認するので、安心して作業を任せることができ、屋根に登らないので作業時間を大幅に短縮できます。

火災保険の申請手続きも「ヤネラボ」が実施してくれるので、煩わしい手間いらずで屋根の修理が可能です。

屋根の撮影、図面作成、見積もり、修理修繕をワンストップで行う「ヤネラボ」に、是非お問い合わせください。

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